猫の多頭飼い、トイレの置き場所に悩んでいませんか?
猫ちゃんたちの快適な暮らしのために、トイレの置き場所はとっても重要ですよね。
でも、猫の多頭飼いとなると、トイレの置き場所って悩みますよね。
「猫同士がケンカしないように、どこにトイレを置けばいいのかな?」
「猫砂の種類やトイレの高さも、猫によって好みが違うみたいだし…」
そんな多頭飼いならではのトイレ選びの悩み、私も経験しました!
そこで今回は、猫の多頭飼いでのトイレの置き場所・置き方のポイントを4つご紹介します。
ポイントを押さえて、猫ちゃんたちがストレスなくトイレを使える環境を作りましょう!
1・猫の多頭飼いでのトイレの置き場所や置き方!
猫の多頭飼いでのトイレを置く場所や置き方は?どんなトイレがおすすめ?必要なトイレの数や使う猫砂は?
どんなトイレが必要なのかをポイントと注意点も含めて解説していきます。
猫の多頭飼いでトイレのおすすめの置き場所は?
猫はトイレタイムを見られるのを嫌がるので、静かで人の出入りの少ないところがいいです。
家の構造にもよりますが、人間はもちろん、他の猫の視界からも隠れられるような場所に設置しましょう。
我が家では、人の出入りが少ない奥まった部屋に置いてあります。
猫がストレスを感じない、最適なトイレの環境に合うところに、置き場所を見つけてください。
猫の多頭飼いでのトイレの置き方
猫を多頭飼いしていると、他の猫のトイレを邪魔したりする困った猫もいます。
排泄ができず我慢しちゃったり、トイレじゃないところで粗相をしてしまったり。
多頭飼いを始めてからすぐに、うちの猫たちも粗相したことがあり消臭と掃除が大変でした。
それぞれの猫に合ったトイレ環境にして、トイレの数を増やしたりトイレを置く場所を離したりします。
食事をする場所と、トイレをする場所も離して別にしておきましょう。
多頭飼いの場合に必要なトイレの数は?
猫の多頭飼いでのトイレの数でよく言われているのは「猫の数+1以上」。
猫の数よりもトイレを多く置くのが基本で理想的です。
1匹でも部屋の数だけ置いているという飼い主さんもいます。
注意ポイント
【なぜ、猫の数+1のトイレを置く必要があるのか?】
- いつでもトイレに行ける状態にしておくこと
- 1つのトイレに排泄後も、別にキレイな状態のトイレがあること
- 数ある中でお気に入りを選びやすくすること
猫は泌尿器疾患になりやすい動物です。
ストレスなくトイレができる環境にすることで、泌尿器疾患の予防にもなります。
2・猫の多頭飼いでのトイレでおすすめは何?
猫のトイレには、いろんな種類がたくさんあり、猫砂の種類もたくさんあります。
トイレを置く場所、トイレのサイズ、猫砂の種類など、それぞれ猫にあったものを選びましょう。
猫の多頭飼いに向いているトイレのタイプの選び方
猫の多頭飼いでのトイレは、それぞれの猫にあったものを選ぶことが大切です。
トイレをどのぐらいこまめに管理できるか、というところも選ぶ上では必要になってきます。
一般的にトイレのタイプは、以下の2通り
- 固まる猫砂を入れて使用する(ノーマルタイプ)
- 尿を透過させて下部にある吸水シートで吸収する(システムタイプ)
他に、全自動タイプのものもありますが、お値段高めです。
ちなみにうちは、「アイリスオーヤマの上から猫トイレ」を5つ使っています。
掃除や手間のことを考えるとトイレは全部同じタイプの方がらくですね。
ですが、どちらを使ってもOKですし別々のトイレで両方を使ってみるのもあり。
猫の好みもあるので、可能ならいくつかのタイプで試してみるといいかもしれません。
一般的な固まる猫砂トイレのおすすめポイント
固まる猫砂トイレは、おしっこのあと塊になるので、猫砂の交換が簡単にできます。
猫砂がおしっこを吸収するので、猫砂が少なくなってきたら足してあげるだけで、手間はそれほどかかりません。
猫砂が飛び散りやすく、こまめな掃除が必要な欠点があるので、気になる飼い主さんもいるでしょう。
システムトイレのおすすめポイント
システムトイレは、猫砂の下に網目状の細かい穴が空いており、猫砂と網を通り抜け、おしっこは一番下にある吸水シートに吸い込まれるという仕組みです。
こまめに手を加える必要がなく、多頭飼いの飼い主さんにとっては助かりますね。
ただ、どのくらいおしっこをしたか確認しづらいです。
吸水シートを放置すると、吸水しすぎて満パンになっていることも。
どのトイレを使っていても、うんちは毎回処理をする必要があります。
猫の多頭飼いでのトイレの大きさのおすすめは?
トイレを選ぶときに、余裕のある大きさのものにしておくとよいです。
上手にトイレを使ってくれる猫だと、用を足すときに別の場所でしてくれるでしょう。
不器用な猫の場合は、トイレ内の同じ場所でしか用を足してくれません。
猫によっては、トイレがキレイになるまで入らない猫もいます。
私が経験してきてわかったこと、猫はトイレ掃除が終わった直後すぐにトイレを使ったりします。
トイレがきれいになったのが、よほど嬉しいみたいですね。
トイレを猫同士が共用するのは可能?
猫によっては、ちがう猫が使ったトイレを使わないこともありますが、だいたいトイレを共用・共有してくれます。
最初からトイレを一緒にするのではなく、いくつかトイレを置いて状況をみてみましょう。
そのうえで、共用にするか、それぞれ専用トイレを準備するか決めるといいです。
我が家は、猫が4匹いて、5つのトイレを使っていますが、共用して使ってくれています。
3・猫の多頭飼いで使用するおすすめの猫砂
猫砂はたくさんの種類があって、どれを選んだらいいか悩みますよね。
システムトイレには専用の猫砂があるのでそれを使用。
固まる猫砂トイレ用には固まる猫砂を使用します。
猫砂の種類には、鉱物系・紙系・おから・木材・シリカゲルなどがあります。
消臭機能があったり、人間のトイレで流せるものもあります。
猫によって好みがあるので、猫が気に入るものを選びましょう。
迷った時は、いくつかの種類をそれぞれのトイレに置いてみるのもおすすめです。
4・猫の多頭飼いでトイレの気をつけるポイント
猫の多頭飼いでのトイレでは、置き場所や置き方以外にも気をつけておきたいポイントがあります。
【猫の多頭飼いのトイレで注意するべきポイント】
- いつもキレイで清潔なトイレの状態にしておいてあげましょう
- あまり使ってくれないトイレは置く位置や場所を変えてみる
- 粗相をした場合は、すぐにニオイ消しをする
トイレはいつもキレイで清潔にしてあげましょう
猫トイレを共有で使っている場合は、排泄物がすぐにいっぱいになってしまいます。
猫はトイレがきれいでないとストレスを感じて、うんちやおしっこを快適にできないこともあります。
膀胱炎などの泌尿器疾患予防のためにも、トイレはいつでも清潔にしましょう。
月に一度は、猫砂を入れ替え交換し、トイレも丸ごと水洗いをするのがおすすめです。
猫にトイレをストレスなく気持ちよく使ってもらうには、トイレをいつでも清潔にしておくことが大切なポイントです。
使ってくれないトイレは置き場所を少しづつ移動してみる
猫の多頭飼いで増やしてみたトイレも、中にはあまり使ってくれないトイレも出てくるでしょう。
もしかしたら、そのトイレは置いてある場所が良くない可能性があります。
一気に場所を移動させると逆効果なので、少しずつ場所を移動しながら位置を変えていくといいでしょう。
粗相をした場合はすぐにニオイ消しをする
粗相をしたら、その都度すぐに消臭しましょう。
ニオイが残ったままだと、その場所をトイレと勘違いして、何度も粗相をしてしまったりします。
また、他の猫も粗相をしてしまうことがあるので、ただちに掃除をして消臭です。
猫の性格や特徴に合わせたトイレ選び
猫の性格にもいろいろありますが、猫のトイレの入り方もいろいろです。
普通のトイレであれば、ほとんどのトイレを問題なく使ってくれます。
猫のトイレはたくさん種類があるので、猫の性格や年齢に合わせて選んであげましょう。
今回のまとめ
猫の多頭飼いでのトイレの置き場所・置き方のポイント4つ!いかがだったでしょうか?
ポイントをまとめてみると、
- 猫の数+1個以上のトイレを用意する
- 静かで人目につかない場所を選ぶ
- 猫同士が干渉しにくい場所を選ぶ
- トイレの置き場所を別々にする
猫の多頭飼いでのトイレの置き場所・置き方のポイントを4つご紹介しました。
これらのポイントを参考に、猫たちが快適に過ごせるトイレ環境を作ってあげてください。
トイレの置き場所以外にも、猫砂の種類やトイレの高さ、トイレの掃除方法なども、猫たちの快適なトイレライフに影響します。
猫の個性や好みに合わせて、色々と試してみてくださいね。