この手紙は、精一杯の愛でした。
2025年3月7日公開の映画『35年目のラブレター』。
この作品、実話がベースって本当?と気になる方も多いのではないでしょうか。
特にこの映画は、35年にわたる長い愛の物語が描かれているので、そのあらすじや見どころ、ネタバレも気になるところです。
この記事では、映画『35年目のラブレター』の実話について詳しく解説しつつ、あらすじと見どころをネタバレを交えながらご紹介しますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
映画『35年目のラブレター』は実話?
映画『35年目のラブレター』は実話なのか?気になりますよね。
結論から言うと、この映画は実話を元に作られた作品なんです。
映画の主人公となった西畑保さんは、実際に読み書きができないというハンディキャップを抱えながら、最愛の妻への想いを綴るために奮闘した方なんです。
彼のそのひたむきな姿や、妻への深い愛情は多くの人々に感動を与え、新聞や雑誌、テレビなどでも大きく取り上げられました。
そして、そんな西畑さんの実話が書籍化され、今回、映画化されたというわけです。
『35年目のラブレター』が映画化になったのはなぜ?
#サンデー毎日 は本日発売。#毎日新聞 論説委員 #小倉孝保氏 執筆の 「『#35年目のラブレター』という心震わせる実話」必読です! 編集長も泣きました。読んだ人たちも口々に「こんな素晴らしい #ラブレター… pic.twitter.com/zJQNhov8H6
— サンデー毎日編集部 (@tsunday3) December 3, 2024
映画『35年目のラブレター』が映画化になったのは、西畑保さんの実話が大きく影響しています。
西畑保さんの実話
西畑さんは、戦時中に生まれ、十分な教育を受けることができず、読み書きができないまま大人になりました。
しかし、長年連れ添った妻、皎子さんに感謝の気持ちを伝えたいと思い、64歳で夜間中学に通い始め、一文字ずつ丁寧に妻へのラブレターを書きました。
実話が注目される
西畑さんのこの感動的なエピソードは、2003年に朝日新聞で紹介されると、テレビや雑誌で取り上げられ、さらには創作落語になるなど様々な形で広まり、多くの人々に感動を与えました。
映画化の決定
この実話の持つ普遍的なテーマである「愛」「感謝」「努力」などが評価され、映画化が決定しました。
笑福亭鶴瓶さんと原田知世さんの共演も話題となり、多くの人々の注目を集めています。
映画化の意義
この映画は、単なるラブストーリーではなく、深い意味合いを持っています。
- 教育の大切さ:読み書きの大切さや、学ぶことの喜びを改めて考えさせられる
- 家族の絆:長年連れ添った夫婦の愛情の深さ、そして家族の絆の大切さを教えてくれる
- 希望:どんな状況でも、諦めずに努力すれば、夢を実現できることを教えてくれる
映画『35年目のラブレター』は、西畑保さんの実話に深く根ざした、感動的な人間ドラマです。
映画『35年目のラブレター』のあらすじとネタバレ
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— 映画『35年目のラブレター』公式 (@35th_loveletter) October 4, 2024
『35年目のラブレター』は、読み書きができない夫が、35年間連れ添った妻への感謝の気持ちを手紙に綴るという、温かい感動の実話に基づいた映画です。
あらすじ
戦時中に生まれ、十分な教育を受ける機会がなかった西畑保さんは、読み書きができないまま大人になります。
そんな保さんが、自分を支え続けてくれた最愛の妻・皎子(きょうこ)さんへの感謝の気持ちを、自身で書いた手紙で伝えようと決意します。
言葉の壁にぶつかりながらも、夜間中学に通い、一文字一文字を丁寧に書き綴る保さん。
老いを感じながらも、諦めずに妻への愛を表現しようと奮闘します。
一方、皎子さんはそんな保さんの姿を見守り、温かく励ますのです。
ネタバレ
●2024年に米寿を迎えた西畑保さんは、奈良県で暮らしています。
彼は和歌山県の山間で生まれ育ち、小学2年生の途中から学校に通わなくなりました。
というのも、山間で集めた高値で売れる木の皮で貯めたお金を入れていた財布を学校で落とした際、自分のものだと名乗り出たものの、泥棒扱いされてしまったからです。
「貧しい家の子がそんなお金を持っているはずがない」とクラスメートや教師に責められたことで、彼は学校に行くのをやめてしまいました。
●中学に上がる年齢になった頃から働き始めた西畑さんですが、その後の人生で常に悩みの種となったのは「読み書きができないこと」でした。
飲食店で働いていたとき、電話での注文をメモできず、「字も読めないやつ」と職場の先輩から差別的な扱いを受けることもありました。
そのような経験から自信を失い、結婚など考えもしなかった西畑さんでしたが、ある日お見合いの話が舞い込みます。
●結婚後も読み書きができないことを隠していましたが、町内の回覧板にサインができなかったことで、妻の皎子さんにその事実が知られてしまいます。
しかし皎子さんは、西畑さんに「ずっと、つらい思いをしてきたんやろな」と優しく声をかけました。
●やがて子どもや孫にも恵まれ、還暦を過ぎた頃、64歳の西畑さんは大きな決断をします。
それは、夜間中学に通うこと。
長年支えてくれた妻に感謝の気持ちを込めたラブレターを書くためでした。
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映画『35年目のラブレター』の見どころも解説!
見どころは、笑福亭鶴瓶さんと原田知世さんの素晴らしい演技はもちろんのこと、私たちが普段見過ごしがちな、夫婦の愛情の深さです。
二人の姿を通して、改めて「愛」について考えさせられる、そんな映画となっています。
この映画の見どころはたくさんありますが、いくつか具体的に紹介していきましょう。
映画『35年目のラブレター』見どころ
見どころ1:笑福亭鶴瓶さんと原田知世さんの夫婦役
- 笑福亭鶴瓶さんが演じるのは、読み書きができないながらも、愛する妻への感謝の気持ちを伝えたいと奮闘する夫・西畑保。鶴瓶さんの温かくて人間味あふれる演技が、保さんの心の奥底にある感情を繊細に表現しています。
- 原田知世さんが演じるのは、そんな夫を優しく見守る妻・皎子。知世さんの穏やかな笑顔と、時に強くて優しい眼差しが、夫婦の絆の深さを際立たせています。
見どころ2:文字を学ぶことの喜びと苦労
夫・保が、妻への感謝の気持ちを伝えるために夜間中学に通い、一文字一文字を丁寧に書き綴る姿は、観る者の心を揺さぶります。
- 言葉の大切さ: 文字を学ぶことの喜びや苦労を通して、言葉の持つ力や、コミュニケーションの大切さを改めて考えさせられます。
- 人生の学び: 年を重ねて新しいことに挑戦する姿は、私たちに生きる喜びや希望を与えてくれます。
見どころ3:夫婦の絆の深さ
35年間連れ添った夫婦の深い愛情は、言葉を超えて伝わってきます。
- お互いを尊重し合う姿: 読み書きができない夫を、妻が決して見捨てずに支え続ける姿は、私たちに温かい気持ちを与えてくれます。
- 夫婦の成長: 互いの成長を認め合い、共に歩んでいく夫婦の姿は、理想の夫婦像として多くの人々に共感を与えるでしょう。
見どころ4:シンプルながらも心に響く言葉
映画の中で登場する、夫が妻へ綴る言葉は、飾らない言葉だからこそ心に深く響きます。
- 愛の言葉: 普段なかなか口に出せない感謝の言葉や、愛の言葉を、ストレートに表現することで、観る者の心に温かいものが広がります。
- 普遍的なテーマ: 夫婦の愛、感謝の気持ち、人生の学びなど、普遍的なテーマが描かれているため、多くの人々が共感できる作品です。
映画『35年目のラブレター』は、単なるフィクションではなく、私たちの身近なところに確かに存在した、ある夫婦の愛の物語なんです。
今回のまとめ
【#辻本祐樹 出演情報解禁!!】
主演 笑福亭鶴瓶さん 原田知世さん
映画『35年目のラブレター 』の追加キャストが解禁致しました!
2025年3月7日全国公開です。https://t.co/1XByiO5D9P pic.twitter.com/AQq38LJbg5— 辻本祐樹 (@tsujimotoyuuki) September 26, 2024
映画『35年目のラブレター』は実話?あらすじとネタバレ・見どころも解説!いかがでしたか?
まとめると、
- 映画『35年目のラブレター』は、実話に基づいた感動の物語
- 笑福亭鶴瓶さんと原田知世さんの夫婦役が織りなす、心温まる人間ドラマ
- 読み書きを学ぶ過程での感動と、言葉の持つ力
- 夫婦の絆の深さが、シンプルながらも心に響く言葉で描かれる
- 年齢や境遇を超えて、誰しもが共感できる普遍的なテーマ
『35年目のラブレター』は、心温まるヒューマンドラマです。
「読み書きができない」というハンディキャップを抱えながらも、愛する妻へ感謝の気持ちを伝えたい。
そんな純粋な想いが、スクリーンに映し出されます。
ぜひ、劇場でこの温かい物語に触れてみてください。